トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

老舗温泉旅館と医療費削減

学会ついでにメンバーたちと、とある大きな温泉旅館に行ったのだが、内容のわりにとても高価に感じた。部屋のグレードや食事の質などを考えると、もう一度、行こうとは思えない。実際、飲んで寝ているだけだし。

人件費がかかるのであろう。ほぼ同時に始まる夕食時は、各グループに女中さんが付くので、最低でもグループ数だけの信頼できる人が必要だ。料理人も同様。しかし作り置き料理の多さや、各自の鍋、焼き物を使用することで、かなり削減されてそうだった。また食事は基本的に決まっているが、さらに注文する客に対する食材の準備、なども必要になる。そういえば老舗温泉旅館が潰れるのを、よく聞く。

われわれの地域に、地の食材をふんだんに使って凝った料理を出すレストランがある。ここのディナーコースはとびきり美味しいのだけど、たった3000円だ。辺鄙なところにあるので、土地代は掛かっていないであろうし、ディナーは予約客のみなので、その日の人数は決まっている。コースメニューも決まっているため、食材は一切余らない。そもそも地の旬の安い食材しか使わないから、あまり経費は掛かっていなさそう。しかも夫婦2人で小じんまりと経営しているので、人件費も掛からない。しかし凝った料理法で、とても美味しい料理に仕上げる。もう何度も通っている。

こういう考えは医療現場にはないので、医療費削減のヒントがあるのかもしれないなと、ふと感じた。