トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

天皇陛下の冠動脈バイパス手術

先日の胸部外科学会の特別講演「胸部外科医のプロフェッショナリズム」で、天皇陛下の手術を担当した先生方の講演があった。

開始早々から当時のNHKテレビニュースが流され、非常にインパクトのあるものだった。最も大きな会場だったが、立ち見も出る超満員。

最近、EBMに対する疑問、揺り戻しが起きているが、EBMを非常に強調されていたのは印象的。

またチームの統率された先生の、コーディネイト能力や、胆力にもおそれ入った。

これ以降、着実にCABG数が増加している。説明もしやすくなったし、患者さんの受け入れ具合もかなり良くなった。今から思うと、この事はほんとにすごい出来事だったのだろうなと感銘する。

病状自体を考えると、PCIも考えられた。議論の末、天皇陛下だったからCABGになった。というところに大きな問題があると思うのだが、誰も指摘はなかった。