トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

虚弱 Frailty という概念一つでも、これだけ混乱している

われわれが治療方針を決定する際の新たな指標が生まれた。

虚弱 Frailty という概念だ。

 

そもそも様々な病気の程度を表す指標は、ほぼ確立されつつある。しかし高齢者が寝たきりに至るまでの間を表す指標がなく、大きな問題となっていた。その一つになってきたのがこの虚弱 Frailty だ。

 

TAVIを始めとした、大掛かりな先進治療では、虚弱 Frailtyを十分考慮するような勧告がさせているが、ほぼ見た目で判断するため、かなりいい加減である。また虚弱 Frailtyが増悪、改善するか、その因子は何かもほとんどわかっていない。

 

老年症候群とは動的な平衡状態だから、一つの疾患の治療をしてもダメなんて言われたりもする。

ところが、「この患者さんは、見た目が悪いから治療しないでおこう。」と思っても、実際、治療してみるとすごく改善し、自分の節穴具合に驚くことはよくある。

 

何が何だか全くわからない状況だ。