トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

セカンド・オピニオンの正体

セカンドオピニオンとは、主治医以外の医師に求める第2の意見です。


以前、とある患者さんが某大病院のセカンドオピニオンを聞きたいとのことで、快く応じました。

結局、その方はそのまま某大病院で治療も終えて戻ってきました。

これじゃセカンドオピニオンではなくただの紹介ではないだろうか。と当時は釈然としないものを感じました。


患者さんご自身が、直接、主治医に他病院に紹介しろと言いにくいので、オブラートに包んで「紹介」を「セカンドオピニオン」と言っているのかもしれませんし、セカンドオピニオンする側が、セカンドオピニオンというのを無視しているだけかもしれません。


先日も同様のセカンドオピニオン希望の患者さんがいました。「説明が足りなかったのか?」と内心動揺しながら、セカンドオピニオン紹介状を書きました。

その後、スタッフが患者さんに「セカンドオピニオン受診は某大病院の場合1時間2万円になります。」と説明したところ、私のところへ飛んで帰ってきました。「意見を聞くだけでそんなにするのですか。」

よく聞くと、その病院では、外来診察なし紹介状だけのセカンドオピニオンが通常のセカンドオピニオンになっていて、外来診察ありの場合は高額請求をすること。に変わったらしいのです。

おそらく冒頭に書いたようなことがトラブルとなりクレームが入ったのかもしれません。

結局、その方はセカンドオピニオンを諦め、私の外来で通院することになりました。

いずれにせよ患者さんに「言いにくい」と思わせてしまった時点でちょっとした敗北感がありますね。