トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

ブラック企業に努めているのにモンスター客に絡まれる。。。

医療従事者向け情報サイト「m3.com」に下記の記事が掲載された。
すごく見やすくて理解しやすい。
会員でないと閲覧できないので、以下に要点をまとめる。

日本の医療の問題点、待ち時間か患者の理解不足か
http://www.m3.com/news/iryoishin/366364?dcf_doctor=true&portalId=mailmag&mmp=MD151016&dcf_doctor=true&mc.l=127206792&eml=2a6b2b228e9c50ed667a4a06fc433a0f

日本の医療の現状と問題点を、医療を提供する側と受ける側双方で共有することが不可欠であるが、その間には大きな溝がある。
例えば医療の最大の問題点は?という質問で
医療側は1,患者の理解不足、2,夜間休日の診療体制が不十分、3,医療に投入する金額が少ない。これに対し患者側は1,診療の待ち時間が長い、2,夜間休日の診療体制が不十分、3,国家財政に占める医療費割合が高い
とかなりの開きがある。

特に問題だと思うのは、患者側の3,国家財政に占める医療費割合が高い。であるが、この記事の中にもあるように諸外国の中ではGDP比で最も医療費の少ないのが日本である。しかも日本は最も平均寿命が高いにも関わらずである。また人口比医師数も最も低いのが日本である。

つまり少数の医師が奮闘して低コストの医療を実現しているのに、患者側は待ち時間が長いのは経営意識が少ないと感じているのである。ブラック企業並の重労働を従業員に強いているのに、モンスターカスタマーに早く商品を持って来いと怒鳴られているようなものである。

この溝を埋める努力は誰もしていないので、今後もこの傾向は続くだろう。医師会は訳の分からない政治献金をするくらいなら、少しはこれを宣伝していただきたいと思う。

しかしお金持ちの医師会は開業医の代表なので、こんなことを宣伝するよりは政治献金をして診療報酬制度の利益誘導のほうが理にかなってしまうのだろう。