トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

外科医減少問題って少子化問題と同じことじゃないの?

先日の学会で外科医減少問題が大きく取り上げられていました。

確かにすごい勢いで減少しているようです。

 

外科医減少の現実
http://www.huffingtonpost.jp/yasuhiro-mizuno/-1213040_b_3425551.html

 

これに対して、医学生勧誘イベントが行われたり、研修医を熱烈に勧誘したり、様々な方策が取られているようです。


そもそも外科医が減ると困るのでしょうか?

 

上級医は部下人数が減ってきているので、昔より下働きが増えているかもしれません。しかし若い人が少ないのは日本全体も同じことで、外科医に限ったことではありません。

そして今でも外科修練途中で、様々な理由で、他科へ移動したり、開業したり、他のキャリアへ移行する人がいます。

これは一番大事な点なのですが、欧米と比較すると日本の外科医は非常に多いのです。これは欧米では学会が人数をコントロールしていて、日本ではコントロールされていないからです。オーストラリアの心臓外科医は100人以下です。人口がオーストラリアの5倍である日本では心臓外科医2000人弱ですね。

おそらく施設集約などで外科医減少に対する対応は十分可能だと思います。外科医減少で困るのは今、人数が多くて得している学会(会員から会費を徴収している)くらいじゃないでしょうか。