トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

昨日、お金がなくて病院にいけない人がたくさんいるという話を聞きました。

昨日のブログで欧米の視点について考えたのですが、その続きです。

「フェルドマン博士の 日本経済最新講義」という本を読みました。

フェルドマン博士の 日本経済最新講義

アメリカ人から見た日本の現状の解説で、刺激的です。分量はそれほどでもないのですが、内容は濃く、全てのことを考え始めると1年位掛かりそうです。

医療費についても書いてあります。まとめると


1,フランスでは無理な延命治療をしない。認知症患者に胃瘻を作らない。これによって無駄な医療費の削減ができる。

2,日本は病床数が多すぎる。OECD諸国平均の2.8倍。入院期間が長過ぎる。保険適用が大きすぎる。このため国民に医療費を節約する考えがない。

3,一人あたりの医療費は70歳以上の人は70歳以下の5倍であるので、高齢化が進む2035年には医療費総額は今の倍になり、必ず財政は破綻する。


私たちが日々感じていることを、理論的に明快に文章にしています。

 

1については誰をどこまで助けるかという倫理の問題になります。決断するのが苦手な日本人には難しい問題です。

2、3は大事な問題なのですが、医療費を上げると政治家は選挙に落ちてしまいますので、このインセンティブは働かなくなります。これが日本の根深い問題です。

 

若い人たちのために解決していかないといけない問題ですね。