トンデモな医療界

日本の医療の世界は、世間から見たらトンデモなことが 色々とまかり通っています

頭の良さとはこういうことだ

 

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

悩みどころと逃げどころ(小学館新書)

 

 この本、すごいです。

 

 

ウメハラさんとちきりんさんは、どちらも頭がいい。それは間違いない。しかしその範囲が全く違う。まさにウメハラさんは「半径2メートル以内にしか興味がない」ことに対して、ちきりんさんは「半径2キロより外でないと興味が持てない」ということだ。

 

つまりウメハラさんはごく狭いところを深く掘るのが得意で、ちきりんさんは俯瞰力がすごいということだろう。ウメハラさんがプレーヤーで、ちきりんさんがプロデューサーであるとも言えるかも。

 

まず、ウメハラさんが規律を誰よりも習得していることに気付いていたのは、ちきりんさん。

 

ウメハラさんが「ちきりんさん、何にでも関心ありますね。」と言ったら、ちきりんさんが笑った。なぜなら、ちきりんさんは通常3時間くらいの会話でそのことを指摘されている。ウメハラさんは自分の半径2m以内しか興味がないため、何十時間もちきりんさんと対談して、ついにウメハラさんはちきりんさんに興味を持ち、そのことを指摘した。そのことに気づいて笑ったちきりんさんがすごい。普通なら「よくいわれるんですー。」で終わってしまう会話だ。

 

ゲームの世界での日本人とアメリカ人の「質問力」の差について

ウメハラ:「あなたの動画を見てると、この部分の動きが他のプレイヤーより非効率に思える。それなのにあなたが一番、勝ってる。ウメハラさんが一見非効率に見える動きをするのはなぜですか? やっぱりそこに強さの秘密があるんですか? それとも単に好みの問題ですか?」みたいに、アメリカ人の質問は感心するほど具体的だし、深いんです。ところが日本人の質問は、「僕は思うように勝てません。どうすれば勝てるようになりますか?」みたいな質問ばかり。格闘ゲーム自体は、日本のほうがレベルが高いのに。

 

これは日本人に多いパターンだと思う。教育制度のためか最短の答えを求める日本人と、思考のプロセスを重視するアメリカの違いかも。



以下、記憶に残ったこと

 

日本を最も住みやすい国にしているのは学校制度?それとも違う何か?という問いは、まず日本が最も住みやすいという前提を認識できているかどうか。そしてその次にその理由を考える。という二つの思考の壁がある。

 

そして、結果かプロセスか。プロセスを大事にすると結果的に長期の結果が伴う。というのは実感としてもある。結局、マーケットはどちらを求めているかということかも。

 

「早く行きたければ一人で進め、遠くに行きたければみんなで進め。」という含蓄あるアフリカのことわざがウメハラさんから紹介されてました。

 

社会的評価が目的になると、すごくテクニカルな頑張り方になる。そうすることでさらにいい人生から遠ざかる。というのも実感



対談本を出すにあたって、ちきりんさんはウメハラさんの思考過程に興味があったので、ウメハラさんの知らない世界である学校教育についての対談なら受けることにした。そして対談が成功することを確信していた。この辺の頭の良さには驚くばかり。出来が違う。